ニュージャージーのボランティアエンジニアが3Dプリンターで高性能マスクを製造

ニュージャージーのボランティアエンジニアが3Dプリンターで高性能マスクを製造し、話題になっている。

マスクを製造しているのはニュージャージー州ニュアーク在住のメカニカルエンジニアのシュエタ・タッパ氏。新型コロナウィルスの感染拡大が続く中、地元の医療機関でマスクやフェイスシールドなどが不足しているというニュースを聞き、3Dプリンターでマスクを製造することを思いついたという。

タッパ氏は、「地元の医療機関でマスクなどの医療物資が不足しているというニュースを聞き、ただちに3Dプリンターでマスクを製造することを思いつきました。アメリカの多くの医療機関は医療物資の不足に直面していますが、私たちもできるだけのことをして、一緒になってこの困難を乗り越えたいと思っています」とコメントしている。

タッパ氏が勤務するファブラボのメーカー・デポでは、二台の3Dプリンターを稼働させ、24時間体制でマスクを製造している。

新型コロナウィルスの感染拡大が続く中、アメリカでも感染拡大が広がっている。ニュージャージー州に隣接するニューヨーク州では、現時点までに5千人以上の人が新型コロナウィルスに感染し、全米の三分の一に達している。感染拡大が続く中、アメリカの多くの医療機関ではマスクなどの医療物資の不足に直面している。