フォームラブズがラスベガス家電見本市で二種類のプロフェッショナルグレード樹脂を公開 https://formlabs.com/blog/elastic-resin-soft-resilient-3d-printing/

デスクトップSLA3Dプリンターメーカーのフォームラブズが、現在開催中のラスベガス家電見本市で二種類のプロフェッショナルグレード樹脂を公開している。

エラスティック・レジンと名付けられた樹脂は、フォームラブズが提供している樹脂の中で最も柔らかく、弾力性に富んだ樹脂。シリコン・プロトタイプのように、曲げたり伸ばしたりするパーツの製造に向いているとしている。

デジタル・デンチャー・レジンは歯科医療用樹脂で、文字通り入れ歯製造のための樹脂。フォームラブズによると、デジタル・デンチャー・レジンは「業界初の直接入れ歯をプリントできる樹脂」であるとしている。

いずれの樹脂も、フォームラブズの「フォーム2」3Dプリンターで利用可能。

ラスベガス家電見本市のフォームラブズのブースでは、デジタル・デンチャー・レジンを使ったデモンストレーションを行っている。デモンストレーションでは、実際に3Dスキャンした入れ歯データを3Dモデル化し、3Dプリンターで出力する一連の流れを実演している。

エラスティック・レジンとデジタル・デンチャー・レジンは、現在のところアメリカ市場でのみ販売される予定。アメリカ市場以外での販売については、現時点では未定になっている。