マテリアライズが3Dプリンティング・アドバイザリーサービスの提供を開始

ベルギーの3Dプリンティング・サービスビューロー・3Dプリンティング関連ソフトウェア開発のマテリアライズが3Dプリンティング・アドバイザリーサービスの提供を開始する。

マインドウェアと名付けられたサービスは、主に製造業のユーザーを対象に、3Dプリンティング技術導入についてのテーラーメイドのアドバイザリーサービスを提供する。

マテリアライズが実施した調査によると、調査対象となった製造業のユーザーの50%が、今後5年以内に3Dプリンティング技術の活用を二倍に増やす計画であるとしたものの、41%が技術力が不足していると答えたとしている。マテリアライズは、3Dプリンティング技術を現場に導入するための具体的なノウハウの提供が必要だと判断した。

マテリアライズのバート・ヴァン・ダー・シューレンCTOは、「「3Dプリンティング技術は、企業に競争力を獲得または維持するためのユニークな機会を提供し、投資リスクを低減させます。一方で、正しい知識を持つことと、偏った知識を持たないことが重要でもあります。3Dプリンティングを構成する技術領域は広く、様々なアプリケーションを必要とします。3Dプリンティング技術を導入するための正しい知識を持つことが重要です」とコメントしている。

マテリアライズは1990年にウィルフレッド・ヴァンクラインが設立したベルギーで最初の3Dプリンティング・サービスビューロー。アディティブ・マニュファクチャリングの世界では老舗企業として知られている。