フォームラブズが1500万ドルの資金調達に成功、ジェフ・イメルトが取締役に就任

マサチューセッツ州に拠点を置くSLA3Dプリンターメーカーのフォームラブズが、ベンチャーキャピタルのニュー・エンタープライズ・アソシエイツから1500万ドル(約16憶5千万円)の資金調達に成功した。フォームラブズは今年初めにもシリーズC投資で3000万ドル(約33億円)の資金を調達しており、同社が調達した資金の総額は1億ドル(約110億円)を超えた。

また、フォームラブズは、ジャック・ウェルチの後任として長らくGEのCEOを務めたジェフ・イメルト氏が同社の取締役に就任したと発表した。

フォームラブズは年率100%程度の成長率で成長を続け、現在は500人のスタッフで北米市場を中心にヨーロッパ、アジア市場に製品を供給している。同社のSLA3Dプリンター「Form1」「Form2」シリーズは、デスクトップSLA3Dプリンターとしては最大の市場シェアを確保している。SLA3Dプリンターに加え、同社はデスクトップSLS3Dプリンターや、SLA3Dプリンター用の各種の高機能樹脂も製造している。

フォームラブズは2011年にマサチューセッツ工科大学メディアラボの研究者らが中心となって設立された。フォームラブズはデスクトップSLA3Dプリンターのマーケットで最大のシェアを有している。