ナノ・ディメンションがアメリカ国防省の認定ベンダーに指定 http://additivemanufacturing.com/2018/06/11/nano-dimension-becomes-certified-u-s-department-of-defense-vendor-and-sells-3d-printer-to-one-of-the-top-10-largest-defense-companies-in-the-world/

イスラエルのエレクトロニクス3Dプリンターメーカーのナノ・ディメンションが、アメリカ国防省の認定ベンダーに指定された。

同社の発表によると、ナノ・ディメンションの米国法人は、アメリカ国防省のディフェンス・ロジスティクス・エージェンシーから政府入札コードが付与され、連邦政府への製品販売が可能になったという。

認定ベンダーに指定されたことについて、ナノ・ディメンションのエイミット・デュロールCEOは、「アメリカ政府の入札コードを受けたことにより、アメリカにおけるナノ・ディメンションのポジションが確たるものになりました。アメリカ政府が認定したアディティブ・マニュファクチャリングサプライヤーとして、アメリカの各種の防衛プロジェクトに我々のドラゴンフライ2020プロ3Dプリンターを提供する事が可能になりました。研究開発のスピードをさらに上げ、複雑なデザイン上のチャレンジなどを解決してゆくでしょう」とコメントしている。

ナノディメンションのドラゴンフライ3Dプリンターは、銀ナノ粒子を素材に電子基板をプリントする。オンデマンドで高速で多層プリント基板をプリントする事が可能なため、電子基板製造のゲームチェンジャーになると期待されている。