ビッグレップ、ケルバーより出資を受け入れ https://bigrep.com/berlin-tech-startup-bigrep-successfully-closes-series-a-financing-round-with-over-e7-million-and-continues-rapid-growth/

ドイツの3Dプリンター製造ベンチャー企業のビッグレップが、ドイツの技術グループ企業ケルバーからの出資を受け入れる。ビッグレップのシリーズBラウンドに応じたもので、具体的な内容は明かされていない。

ビッグレップはベルリンに拠点を置く3Dプリンターメーカー。1,005 x 1,005 x 1,005 mmの造形サイズを持つ大型3Dプリンター「ビッグレップワン」シリーズなどをリリースしている。同社はニューヨークとシンガポールに営業拠点を置き、ワールドワイドで製品をリリースしている。

ケルバーは従業員11,500人を抱える国際企業。130以上の事業を展開し、昨年度は22億ユーロ(約2640億円)の売上を売り上げている。

ビッグレップへの出資に関し、ケルバーのマイケル・ホーン取締役は、「2014年の設立以来、ビッグレップは競争力と成長力を同時に持つ有望企業に成長し、今では従業員70人規模で、アメリカとアジアで活躍しています」とコメントしている。

ケルバーの出資を受け、ビッグレップのルネ・グルカCEOは、「ケルバーは非常に経験豊富なテクノロジー企業であり、我々を資本的に支えてくれるのみならず、工業用機械開発でもサポートしてくれる」とコメントしている。

ビッグレップは「ビッグレップワン」シリーズに加え、3Dプリンター用素材なども開発している。