ビッグレップの大型3Dプリンター出荷台数が500台に到達

ドイツの3Dプリンターメーカーのビッグレップの大型3Dプリンター出荷台数が500台に到達した。2014年の出荷開始から6年で大台到達となった。

ビッグレップは創業当初より造形サイズ1立法メートルの大型3Dプリンターを製造し、特に航空宇宙産業や自動車産業などのセクターでユーザーを増やしてきた。ビッグレップの大型3Dプリンターは、これまでにフォード、ボルボ、ボッシュ、エアバス、エティハド航空などに採用されている。

出荷台数が500台に到達したことについて、ビッグレップのマネージングディレクターのマーティン・バック氏は、「単に象徴的な出来事にとどまらず、産業ユーザーの皆様がどれだけ我々の製品の価値を認めて下さり、実際にモノづくりの自由を獲得して下さったことの結果だと思います。皆様からの信頼を得られ、アディティブ・マニュファクチャリングの可能性をお届けできたことを嬉しく思います」とコメントしている。

記念すべき500台目の3Dプリンターは、ドイツのモバイルテック企業のJAMADE社に納品された。JAMADE社は、ビッグレップの3Dプリンターで同社が現在開発中の水中スクーターのボディ製造などに使うとしている。