ビッグレップがボッシュの系列企業と提携、CNCコントローラー付き3Dプリンターを開発へ https://3dprint.com/226234/bigrep-bosch-rexroth-partnering/

ドイツの3Dプリンターメーカーのビッグレップが、ボッシュの系列企業ボッシュ・レックスロスと提携してCNCコントローラー付き3Dプリンターを開発する運びとなった。CNCコントローラーが3Dプリンターに搭載される世界初のケースとなる。

ボッシュ・レックスロスとの提携について、ビッグレップのステファン・バイヤーCEOは、「業界を越えてユーザーは、最高クラスの品質のパーツを製造するために信頼性が高く、操作が簡単で、効率的な3Dプリンターを求めています。ビッグレップはCNCコントローラーを初めて3Dプリンターに搭載し、アディティブ・マニュファクチャリングを再定義しようとしています。ボッシュ・レックスロスのCNCコントローラーは、我々の3Dプリンターがオートメーションシステムなどと連携するための優れたプラットフォームとして機能してくれるでしょう」とコメントしている。

ボッシュ・レックスロスの新事業担当ディレクターのトーマス・フェシュナー氏も、「このパートナーシップは、ボッシュ・レックスロスが常に持続可能なテクノロジーと次世代のファクトリー・オートメーション・ソルーションを開発していることを証明するものです」とコメントしている。

ビッグレップはドイツのベルリンに拠点を置く3Dプリンターメーカー。これまでに造形サイズ1立法メートルの大型3Dプリンター「ビッグレップ・ワン」シリーズをリリースし、主に産業ユーザーを中心に事業を拡大してきている。