アメリカのスタートアップ企業がオフザグリッド3Dプリント・プレハブ住宅をリリース

アメリカのスタートアップ企業が、オフザグリッド3Dプリント・プレハブ住宅をリリースして話題になっている。

ネバダ州リノに拠点を置くHaus.me(ハウス・ミー)が開発した3Dプリント・プレハブ住宅は、mOne、mTwo、mFourの三シリーズ。部屋数はそれぞれキッチントイレ付きのリビングルーム一部屋、二部屋、四部屋で、いずれもソーラーパネルを搭載した電力を自給するタイプとなっている。また、いずれもAIと連動したコネクテッドハウスOSを搭載したスマート住宅となっている。

Haus.meによると、同社の3Dプリント・プレハブ住宅は従来の工法で建設された住宅の10倍以上の強度を持ち、室内に99%ウィルスフリーの環境を提供できるとしている。工期も短く、受注から数週間で製造出来、翌日にはデリバリー可能としている。

住宅建設の現場に3Dプリンターを導入する機運は世界的に高まっているが、オフザグリッド(エネルギー自給型)の3Dプリント住宅が開発されるのは本ケースが世界初と見られる。

Haus.meは、2016年にジュリア・ガーバットとマックスガーバットの二人が設立した。設立以来、住宅用フレームやコンポーネントの製造を行っている。